黄乱(おうらん)メダカ

黄乱(おうらん)メダカ

系統名

黄色系透明鱗紅白

特 徴

透明鱗三色の一系統で、紅白が細かく散るように現れる”乱れ桜”から分離された朱色が黄色に置き換わった、黄色と白の2色模様が特徴の系統です。

説 明:

静岡県の「猫飯(ねこまんま)」(代表:池谷雄二氏)が長年保有している”透明鱗三色”の純系改良系統から生じる、黒が欠失した優良な紅白魚が”乱れ桜”の名前で流通していますが、本系統は、この紅白系の代表品種のひとつ”乱れ桜”の朱色の鱗が黄色に置き換わった分離系統です。

メダカには赤色色素が存在せず、アスタキサンチン系の朱色物質が黄色素細胞に蓄積することで赤色表現が出ます。

黄色細胞の別の変異因子で、赤色顆粒の蓄積現象を起こさないものが濃い黄色表現の元となっています。

  • 遺伝ワード:

”透明鱗三色”、”紅白”、”黄色遺伝子”

  • サーチワード

黄乱 / 乱れ桜イエロー型

  • 整理コード:

Medaka.works:No.068

※1:medaka.worksの系統紹介は独自の情報収集に基づいています(赤井裕監修
※2:内容にお気づきの点がありましたらお気軽にご連絡ください。